北京五輪参加選手ら千人に使い捨て携帯 情報抜き取り警戒、英報道

北京冬季五輪公式アプリ「MY2022」の画面=2日、北京(共同)
北京冬季五輪公式アプリ「MY2022」の画面=2日、北京(共同)

北京冬季五輪に参加する7カ国の選手やコーチら約千人が使い捨てのスマートフォンを使う見込みであることが分かった。英メディアが3日までに報じた。中国の習近平国家主席は1月に国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談した際、五輪に約90カ国・地域から3千人が来ると誇示したが、関係者の多くが情報の抜き取りなどを警戒しているようだ。

報道によると、7カ国は米国、英国、カナダ、スイス、スウェーデン、ドイツ、オランダの欧米諸国。中国の通信回線を通じた個人情報抜き取りや行動監視を警戒し、自国選手に私用スマホを持ち込まないよう呼び掛けている。米連邦捜査局(FBI)も1月31日、使い捨て端末を使うよう促した。

新型コロナウイルス禍で開かれる北京五輪では、各国代表団や報道関係者などが入国前に公式アプリ「MY2022」をスマホにインストールし、健康状態を申告することが義務付けられている。米国などの情報セキュリティー専門家らは、このアプリが不正アクセスを招く可能性があると警告。中国側はこうした懸念に反発している。(共同)

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