【北京=五輪取材班】北京冬季五輪の聖火リレーが2日、北京市中心部のオリンピック森林公園からスタートした。同日夜には4日の開会式に先立ち、カーリングの混合ダブルスで競技が開始。本番ムードが一気に高まった。
聖火リレーは新型コロナウイルス対策を優先し、期間は開幕までの3日間に短縮。中国各地の巡回は見合わせ、五輪会場周辺だけで約1200人のランナーが聖火をつなぐ。3日に世界遺産、万里の長城の観光スポット「八達嶺(はったつれい)長城」を通って河北省張家口に入り、遺跡公園やスキー場を回る。4日は北京に戻り、歴代皇帝が整備したとされる庭園、頤和園を通る。外部との接触を遮断した「バブル」内も走る。
カーリング混合ダブルスは全競技の先陣を切り、中国とスイスの一戦など、1次リーグの初戦4試合が行われる。日本はこの種目の出場権は得られなかった。