北京五輪、日本のメダルは19個 米データ専門会社最終予測

北京市内に設置された北京冬季五輪(右)とパラリンピックのマスコットのモニュメント
北京市内に設置された北京冬季五輪(右)とパラリンピックのマスコットのモニュメント

スポーツデータの分析、提供を行うデータ専門会社、グレースノート(本社・米国)は2日、開幕を4日に控えた北京冬季五輪で各国・地域のメダル獲得数最終予測を発表し、日本は全体10位となる19個のメダル(金3、銀7、銅9)を獲得すると予想した。ノルウェーが44個で1位、地元中国は13個で12位。

日本の「金」はスキージャンプ男子ラージヒルの小林陵侑(りょうゆう)(土屋ホーム)と、スキージャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)、スピードスケート女子1500メートルの高木美帆(日体大職)。小林陵はノーマルヒルで「銀」、高木美は1000メートルで「銅」も獲得するとした。

注目のフィギュアスケート男子は94年ぶりの五輪3連覇に挑む羽生結弦(ゆづる)(ANA)が「銀」、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が「銅」と予想。2018年平昌五輪スピードスケート女子500メートル金の小平奈緒(相沢病院)は、同種目で「銀」となった。

日本は前回平昌五輪で、冬季五輪史上最多のメダル13個(金4、銀5、銅4)を獲得した。同社は新型コロナウイルス禍で「通常より予測困難な展開になると考えられる」としている。

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