西日本シティ銀が古民家ローン 全国初、購入・リフォーム後押し

西日本シティ銀行は2月1日から、古民家の購入やリフォームを対象とした住宅ローンの取り扱いを始める。通常の住宅ローンでは古民家の価値を反映できず融資は難しいが、専門家による資産価値鑑定を活用する仕組みを導入し、古民家の購入・リフォームのニーズに応える。

同行によると古民家の購入やリフォームを対象にしたローンの取り扱いは全国で初めて。

ローン対象の古民家は、昭和25年の建築基準法制定時にすでに建てられていた伝統的建造物の住宅。免震性能が高く、適切な維持管理をすれば長期間住み続けることができる住宅も多い。

しかし、従来の住宅ローンでは法定耐用年数や築後年数を担保評価の算定基準の一つとしているため、古民家の価値を算出することができない課題があった。一般的に築25年以上の住宅は担保価値はないという。

古民家を対象にした住宅ローンでは、全国古民家再生協会が耐久性や希少性、文化的価値など総合的な観点から鑑定した資産価値を活用し、担保評価を補う。

融資額は100万円以上、1億円以内で返済期間は2年以上、35年以内。金利は変動で年1・475%(1月27日現在)。

同行は「いいものがきちんと評価されるようになり、中古住宅市場の拡大につながれば」としている。

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