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コミック 『用九商店1、2』

台北の一流企業に勤める楊俊龍(ヤン・ジュンロン)は、田舎町でよろず屋「用九商店」を営む祖父が病に倒れたとの知らせを受け、店をたたむため数年ぶりに帰郷する。店舗兼住宅を片付けるうちにさまざまな記憶がよみがえり、店を継ぐことを決意する。

ITや流通が進化する一方、「人と人は疎遠になっていく」と著者。用九商店を通じた地域の交流からコミュニケーションの在り方や生き方を考えさせ、お金で得られないものを描く。その筆致は懐かしく、温かい。台湾最高峰の漫画賞を受賞した注目作の日本語版。7月までに全5巻刊行予定。(阮光民著、沢井メグ訳/トゥーヴァージンズ・各990円)

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