IMFと債務再編で合意 アルゼンチン、5兆円

国際通貨基金(IMF)のロゴ(ロイター=共同)
国際通貨基金(IMF)のロゴ(ロイター=共同)

アルゼンチンのフェルナンデス大統領は28日、国際通貨基金(IMF)と債務再編で合意したと発表した。政府によると再編対象の債務は445億ドル(約5兆1千億円)規模。IMFも同日声明で合意を明らかにした。

マクリ前政権は通貨下落や高率のインフレに悩まされ、2018年にIMFと560億ドル規模の金融支援で合意していた。現地メディアによると、フェルナンデス氏は「われわれは支払い不能な借金を抱え現在も未来もなかったが、妥当な合意によって経済成長をしながら義務を果たすことが可能だ」と述べた。

19年12月に発足した左派フェルナンデス政権は財政難を理由に、債務再編を最優先課題として取り組んできた。民間債権者との交渉の過程では、20年5月に6年ぶり9回目のデフォルト(債務不履行)に陥った。(共同)

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