収束の気配を見せない新型コロナウイルス。劇団四季も大打撃を被り、令和2年2月末から7月はすべての公演を中止し、4月の緊急事態宣言発出以降は稽古すらもできなかった。未曽有の危機の中で、代表取締役社長の吉田智誉樹さんはどのような「決断」を下したのか。「しぶとい芸術」と語る演劇界の中で、劇団四季の新たな挑戦が始まった。
今は耐えてほしい
令和2年4月、初めての緊急事態宣言が出された。吉田さんは俳優たちにこんな言葉をかけた。
収束の気配を見せない新型コロナウイルス。劇団四季も大打撃を被り、令和2年2月末から7月はすべての公演を中止し、4月の緊急事態宣言発出以降は稽古すらもできなかった。未曽有の危機の中で、代表取締役社長の吉田智誉樹さんはどのような「決断」を下したのか。「しぶとい芸術」と語る演劇界の中で、劇団四季の新たな挑戦が始まった。
令和2年4月、初めての緊急事態宣言が出された。吉田さんは俳優たちにこんな言葉をかけた。