世界陸上、自己ベスト…有力選手が大阪国際に決意

記者会見でポーズをとる(左から)萩原歩美、上杉真穂、松田瑞生、佐藤早也伽、阿部有香里、松下菜摘=1月28日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
記者会見でポーズをとる(左から)萩原歩美、上杉真穂、松田瑞生、佐藤早也伽、阿部有香里、松下菜摘=1月28日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)

28日に行われた「第41回大阪国際女子マラソン」(30日、ヤンマースタジアム長居発着)の記者会見では、有力選手たちが口々に自身の目標を語った。

前回3位に入る健闘をみせた阿部有香里(しまむら)は「(自己記録の)2時間24分41秒は最低限でも破りたい」と話し、32歳と年齢を重ねてもなお、昨年の自分自身を上回る活躍を誓った。大阪国際では2019年大会でMGC出場権をわずか2秒差で逃し、悔しい経験を味わった。このため「今回は終わったときに、よかったと思える結果にしたい」と強調した。

前回4位の上杉真穂(スターツ)は世界選手権の派遣設定記録である2時間23分18秒を目標に掲げ、「練習も順調に積めた。タイムをクリアして世界選手権の切符をつかみたい」と堂々と言い切った。前回は周回コースだったため、大阪の公道を走るのは初めて。「試走して小さなアップダウンがあると思ったけど、そういう方がリズムを作る上では得意」と意欲を見せた。

2回目のマラソンに臨む松下菜摘(天満屋)はチームの同僚で同い年の谷本観月と一緒にスタートラインに立つ。「切磋琢磨しながら練習を消化できた。体調もいい」と話し、仕上がりに自信ものぞかせた。世界選手権の派遣設定記録突破には自己ベストを3分以上更新する必要があるが、「(初マラソンより)練習の質は上。挑戦していきたい」と意気込んだ。

前回大会が初マラソンだった萩原歩美(豊田自動織機)が目標に掲げたのは「去年の自分超え」。2時間26分15秒の自己記録更新を視野に、スタートラインに立つ。昨年は故障に悩まされ、今大会に向けても理想とする練習は積めなかった。「最近、走れていないので、大阪国際を走って、今年がどういう年になるか見えてくる。自分の感覚を大事に走りたい」と抱負を語った。 (丸山和郎、宝田将志)

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