阿比留瑠比の極言御免

連載400回 もう一度読み返す厳選コラム集

産経新聞・産経ニュース(WEB)に連載中のコラム「阿比留瑠比の極限御免」(原則毎週木曜掲載)は、1月27日掲載分で計400回に達した。平成25年4月にスタートし、憲法改正議論をはじめ、外交交渉、慰安婦問題など時事問題に鋭く切り込んできた。産経新聞政治部では、400回の中から記憶に残るコラム20本を厳選した。

産経新聞で連載400回に達したコラム「阿比留瑠比の極言御免」(桐山弘太撮影)
産経新聞で連載400回に達したコラム「阿比留瑠比の極言御免」(桐山弘太撮影)


<平成27年>

・憲法前文は「コピペなんです」(3月26日)

比較憲法学者、西修氏によると、わが国の憲法前文は米憲法や各種国際宣言の「コピー&ペースト」だった。学生の論文ならば、単位をもらえないだろう。

・ポツダム宣言を聖典化する愚(5月22日)

日本は世界征服を目指したとの「妄想」が記された米国、英国、中華民国による降伏勧告宣言の認識を認めろと首相に迫る共産党。異様というほかない。

・菅元首相の反論に返答する(12月17日)

菅直人氏の首相時代の東電福島第一原発事故に関する情報操作について前週の当欄で書いたところ、論点をずらした反論があったので回答した。

・菅元首相、もう一度お答えしますが…(12月24日)

菅直人元首相の反論に対して返答したら、SNSで「恥知らず」「卑怯」などと決めつけてきたので、事実関係や関係者の証言を交えて再び丁寧に答えた。


<平成28年>

・反権力がマスコミの本分か(4月28日)

実は日本のマスコミにとって、反権力を気取ることは一番楽な立ち位置。深く考えずに条件反射的に政府を批判しても、安全でほとんど反論もされない。

・韓国を冷静に突き放す10億円(7月28日)

慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決を確認した日韓慰安婦合意で、日本は10億円を拠出した。批判もあったが、これは同問題への〝手切れ金〟だった。


<平成29年>

・日弁連の慰安婦ご都合主義(4月6日)

慰安婦問題をめぐり、認識や政治的主張の異なる依頼者は弁護しないという日弁連。人権を掲げながら、その正体は左翼政治団体に過ぎないのではないか。

・在日強制連行の「神話」捨てよう(8月3日)

自民党の高市早苗政調会長が発掘し、国会で取り上げた昭和34年の政府調査は、当欄でも幾度か取り上げてきた。「在日強制連行説」は錯誤である。

・朝日新聞へ「疑念が晴れない」(11月23日)

「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、安倍晋三首相に「疑念が晴れない」と繰り返した朝日新聞。だが、その報道の在り方自体が疑念を招くものだった。


<平成30年>

・左派のどこが「リベラル」か(2月22日)

冷戦終結後、左翼と呼ばれるのが恥ずかしくなった人たちは、リベラルを自称するように。全体主義や無政府主義を包含した「和式リベラル」の誕生である。

・野党メディアの魔女裁判いつまで(3月22日)

「追及を続ければ国民は首相は何かやっていそうだと思う」。野党幹部の言葉が赤裸々に実態を示すように、国会も報道も印象操作をてんとして恥じない。

・日朝交渉文書欠落を振り返る(6月21日)

小泉純一郎首相の北朝鮮初訪問時の日朝交渉記録には欠落があった。安倍晋三首相(当時)も認めた重大事を、産経新聞以外はまともに報じない異様さよ。

・南京事件を宣伝する元首相たち(6月28日)

日本軍の南京占領で30万人が犠牲に-。あり得ない中国の宣伝工作に協力した村山富市、福田康夫、鳩山由紀夫の各元首相は外患を誘致してはいないか。

・韓国に分かる形で怒り示そう(11月1日)

文化や美意識が異なる韓国に対しては、抑制的で礼節を守る日本的な物言いは通用しない。100の怒りを伝えるには、200を言わないと理解されない。


<令和元年>

・言葉は大切というけれど(4月19日)

政治家は言葉が命だという。異論はないが、揚げ足取りや言葉狩りが横行する一方で、「巧言令色鮮し仁」型の政治家が持ち上げられることには危険性を覚える。

・旧民主党の「桜を見る会」選挙利用(11月21日)

何年たっても桜を見る会問題の追及を続ける野党・マスコミは、民主党政権時の同会の露骨な選挙利用については知らん顔を決め込む。二重基準にあきれる。

・靖国たきつけた元中国大使(12月26日)

靖国神社参拝はもう言わないと述べた中国首脳に対し、黙ってはいけないとたきつけた駐中国日本大使がいた。しかも、それを手柄話のように証言している。


<令和2年>

・政官界に根強く残る親中派(1月30日)

かつて、ある在日米軍幹部は「日本に親米派はいない。親中派ばかりだ」と嘆いた。中国の日本社会への浸透度は深く、政界で石を投げれば親中派に当たる。

・皇族と旧宮家 垣根なく(4月17日)

安定的な皇位継承の在り方をめぐり、政府高官を含め旧宮家を現皇族とは遠い関係だと言いたがる人たちがいる。だが、それは実態を見ない空論である。

・拉致で何もしなかった人たち(6月25日)

同胞の塗炭の苦しみには無関心で、ひたすら北朝鮮に迎合してきた政党やマスコミがある。彼らがいくら平和や人権を口にしても、全く信じられない。

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