シャーマン米国務副長官は26日、北京冬季五輪が来月4日に開幕するのを前にロシアがウクライナに侵攻した場合、ロシアのプーチン大統領を開会式に招待した中国の習近平国家主席も「大喜びはしないだろう」と述べ、ロシアをけん制した。
ウクライナ関連団体のオンライン形式のイベントで語った。習氏は開会式に合わせて訪中するプーチン氏と首脳会談を開催する予定。
シャーマン氏は「プーチン氏が軍事力を行使しようとするあらゆる兆候がある。今すぐにでも、2月中旬にも起こり得る」と述べ、侵攻の危機が差し迫っているとの見方を改めて示した。(共同)