アマミノクロウサギ、最多174匹死ぬ 夜間、減速運転を

アマミノクロウサギ=鹿児島県・奄美大島
アマミノクロウサギ=鹿児島県・奄美大島

環境省は26日、世界自然遺産に登録された鹿児島県奄美大島と徳之島で、2021年に交通事故などで死んだ絶滅危惧種アマミノクロウサギの数は計174匹で最多だったと発表した。主に夜に活動するため、同省は夜間の減速運転を呼び掛けている。

174匹には救護後に死んだ個体も含む。原因別では交通事故が73匹、イヌやネコによる捕獲が23匹、不明が78匹。

同省は事故対策として、両島で出没する頻度が高い道路付近に進入防止のネットを張った他、奄美大島では21年10月から一部市道で夜間の走行速度を規制するルールを試行中。対策した場所では事故は発生していないという。


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