維新が立民へ抗議 菅元首相のヒトラー投稿「良識が問われる」

菅直人元首相(酒巻俊介撮影)
菅直人元首相(酒巻俊介撮影)

立憲民主党の菅直人元首相が日本維新の会を創設した橋下徹氏に言及した上で維新に関し「(ナチス・ドイツの)ヒトラーを思い起こす」と自身のツイッターに投稿した問題で、維新の藤田文武幹事長が26日、立民本部を訪れ、抗議文を提出した。藤田氏によると、立民側からは「菅氏本人や泉健太代表ら執行部に伝えて対応を考える」との返答があったという。

藤田氏は提出後、記者団に対し、菅氏について「立民の最高顧問、元首相という良識が相当問われる話だ。党としての発言ととらえられかねない事案だ」と強調。「特にヒトラーになぞらえて公党や私人を批判することは国際社会ではほとんど許容されない。その後も開き直られているかのようなツイートを続けていることに関しては政治家としての資質を疑う」とも述べた。

抗議文では「誹謗(ひぼう)中傷を超えた侮辱と断じざるを得ない。国会議員としてはもとより、人として到底許されるものではない」などとして、立民と「野党第一党の重責を担う大幹部である」菅氏に対して月内の投稿撤回と謝罪を求めた。

一方、菅氏は維新の抗議の動きに関して、「私の発言は党から指示されての発言ではない。私自身の考えを述べたもの。抗議するなら私自身に対してすべきだ」などと発信している。

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