米ボーイング3年連続赤字 787品質問題が重荷

米ワシントン州にあるボーイングの工場(ゲッティ=共同)
米ワシントン州にあるボーイングの工場(ゲッティ=共同)

2度の墜落事故と新型コロナウイルス禍で経営危機に陥った米航空機大手ボーイングが26日発表した2021年12月期決算は、最終損益が42億9千万ドル(約4900億円)の赤字(前期は119億4100万ドルの赤字)だった。赤字は19年以来3年連続。コロナ禍で急減した旅客需要は回復したものの、中型機787の品質問題が重荷となった。

売上高は前期比7%増の622億8600万ドル。21年の民間機納入数が340機と、20年の約2・2倍になったことが主因だ。墜落事故による運航停止措置が解除された主力小型機737MAXの納入が進展した。

737MAXは近く中国でも運航再開が認められる見通しだと、複数のメディアが報じた。米国、欧州を含めたほぼ全ての主要市場に復帰することになり、安全性への懸念の払拭に一定のめどが付く。(共同)

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