27日に囲碁十段戦挑戦者決定戦 余八段-佐田七段

囲碁の「大和ハウス杯 第60期十段戦」(産経新聞社主催)の挑戦者決定戦、余正麒(よ・せいき)八段(26)-佐田篤史七段(26)戦が27日に大阪市中央区の関西棋院で行われる。余八段は第55期以来の、佐田七段には初の五番勝負進出がかかる。午前10時の対局開始からウェブサイト「産経ニュース」で棋譜進行を中継する。

入段13年目の余八段は今期、上野愛咲美(あさみ)女流棋聖を下したあと、蘇耀国(そ・ようこく)九段と安達利昌七段を破り、2期連続で挑戦者決定戦に進んだ。前期は、同じ台湾出身の許家元(きょ・かげん)十段と対決。その一戦を制した許十段が、そのまま五番勝負でも芝野虎丸九段に勝ち、初の十段を奪取している。余八段は平成28年の王座戦五番勝負、29年の十段戦五番勝負に進出したが、いずれも井山裕太五冠に敗れている。

一方の佐田七段は今期のトーナメントで、元十段の伊田篤史八段や藤沢里菜女流本因坊、芝野九段を破ってきた。令和元年の天元戦で挑戦者決定戦に進んだことはあるが、タイトル戦(挑戦手合)に出たことはない。

佐田七段はプロ10年目の昨年、43勝19敗で所属する関西棋院で最多勝・最多対局になった。42勝17敗の余八段はそれに続く2位で、勝率・712は1位だった。対戦成績は余八段の7勝、佐田七段は4勝。

勝者は3月上旬開幕の五番勝負で、許十段と戦う。

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