オフィスビル設備とロボットが連携 経産省と三菱地所が実証実験

ランチバッグをロボットに積み込む路面店の店員=25日、東京都千代田区(飯嶋彩希撮影)
ランチバッグをロボットに積み込む路面店の店員=25日、東京都千代田区(飯嶋彩希撮影)

経済産業省と三菱地所は25日、東京・大手町のオフィスビルで最新ロボットの実証実験を行った。街や施設内の設備と連携することで配送や掃除を自動で行い、人手不足問題や新型コロナウイルス禍で求められている非接触化への対応を目指す。

ロボットはエレベーターや入退館ゲートと連携することで自動で施設内を移動できる。配送ロボットはスマートフォンのアプリで注文した食事を店で受け取って自動で届ける。人や障害物はセンサーで認知するため衝突しない。パナソニックやNECネッツエスアイが開発した。

ランチバッグを積んだロボットが自動でオフィスエントランスへ入る=25日、東京都千代田区(飯嶋彩希撮影)
ランチバッグを積んだロボットが自動でオフィスエントランスへ入る=25日、東京都千代田区(飯嶋彩希撮影)
ネット注文したお弁当を屋内配送ロボットから受け取る声優の関智一さん=25日、東京都千代田区(飯嶋彩希撮影)
ネット注文したお弁当を屋内配送ロボットから受け取る声優の関智一さん=25日、東京都千代田区(飯嶋彩希撮影)

一部オフィスビルではすでに実用化しているが、複数のロボットを同時に使った際などに課題が残っているという。

経産省は令和6年度までに人ごみのある駅構内や病院、商業施設での実用化を目指す。福沢秀典ロボット政策室長は「ロボットのサービスが多少いびつでも受け入れる寛容さが必要。導入拡大のファーストステップとしたい」と話している。

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