リュウキュウアユ特別飼育 奄美の学校、保護学ぶ

リュウキュウアユを観察する阿室小中学校の児童たち=20日、鹿児島県宇検村
リュウキュウアユを観察する阿室小中学校の児童たち=20日、鹿児島県宇検村

鹿児島県・奄美大島に生息する絶滅危惧種リュウキュウアユが、宇検村の阿室小中学校で飼育されている。県などの条例で捕獲や譲渡は禁止されているが、奄美大島自然保護協議会が特別に許可を得て14匹を提供。子どもたちは、アユを観察しながら自然保護を学んでいる。

飼育されているアユは、種の保存のため奄美市内の養殖施設で人工ふ化させた。大きさは12~13センチ。産卵期を過ぎた個体で、1年以内にほとんどが死んでしまうという。

阿室小中学校で飼育されているリュウキュウアユ=20日、鹿児島県宇検村
阿室小中学校で飼育されているリュウキュウアユ=20日、鹿児島県宇検村

学校では子どもたちが水質を管理しながら、観察日記をつけて成育状況を確認。小学4年小城美玖さん(10)は「アユのことを知りながら大切に育てたい」と話した。

自然保護協議会の森陽平さん(34)は「子どもたちからリュウキュウアユを見たことがないという声があった。近くで見てもらい、今後の保護活動につなげてほしい」と期待した。

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