昨年の映画興行収入、邦画がコロナ前9割に回復 洋画は過去最低

昨年の映画概況を発表する日本映画製作者連盟の島谷能成会長=25日午後、東京都内のホテル
昨年の映画概況を発表する日本映画製作者連盟の島谷能成会長=25日午後、東京都内のホテル

日本映画製作者連盟(映連)は25日、令和3年の映画概況を発表した。邦画のみの国内興行収入(興収)は1283億円で、新型コロナウイルスの影響がなく過去最高だった2年と比べて90%まで回復した。一方、洋画興収は335億円で現行の統計方法が始まった平成12年以降で最低を記録。興収総額も1618億円にとどまり、過去2番目に少なかった。

昨年の入場者数も1億1481万人で、映連が発足した昭和30年以降2番目の少なさだった。

入場者数、興収ともに最低だった令和2年と比べると、入場者数は8ポイント、興収総額は13ポイントの増。会見で、映連の島谷能成会長は「邦画は順調だが、興収はまだまだ回復途上にある」と指摘。最大の原因として、大作の公開延期が相次いだ洋画の落ち込みを挙げた。

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