「ロシア傀儡」指摘のウクライナ政治家、「作り話」と否定

ウクライナのムラエフ元最高会議議員=2018年11月(ロイター)
ウクライナのムラエフ元最高会議議員=2018年11月(ロイター)

【モスクワ=小野田雄一】ロシアによる侵攻が懸念されるウクライナ情勢に関連し、英外務省から「ロシアの傀儡(かいらい)」だと名指しされたウクライナ最高会議(議会)元議員のムラエフ氏は「作り話だ」とし、英国側の指摘を否定した。24日付の英紙インディペンデントのインタビューで答えた。

ムラエフ氏は自身のフェイスブックでも23日、「ウクライナでは親欧米派や親露派の政治家の時代は終わった。必要なのは国益と国民だけを見る政治家だ」と書き込み、自身は親露派ではないとの認識を示した。

露政府は2018年12月、反露活動に関与しているとして、ムラエフ氏を経済制裁の対象としている。

また、同氏のほか、英国側が露情報機関とつながりがあるとして名前を挙げた4人のうち1人、ウクライナ元首相のアザロフ氏も23日、タス通信に「ナンセンスだ」と述べた。

タス通信によると、露外務省は23日、英国側の指摘を「偽情報だ」として批判するコメントを出した。

英外務省は22日、ロシアがウクライナの政権を転覆させた後、傀儡として親露派指導者の就任を画策している-と発表していた。

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