パナソニック、EV用新電池量産へ 和歌山でテスラ向け

パナソニックの新型リチウムイオン電池「4680」
パナソニックの新型リチウムイオン電池「4680」

パナソニックが、和歌山工場(和歌山県紀の川市)で電気自動車(EV)用新型リチウムイオン電池「4680」の量産を検討していることが24日、分かった。今年中にも数百億円を投じて生産ラインを立ち上げ、本格量産の準備を始める。米EV大手テスラへの供給を想定し、生産効率の向上や安全性の検証を急ぐ。

4680は一般的な乾電池と同じ円筒形で、直径4・6センチ、長さ8・0センチ。テスラ向けに現在納入している円筒形電池と比べて直径は2倍以上、容量は約5倍と大幅に増える。1台当たりの電池数を減らして効率よく積み込めるため、航続距離を2割程度伸ばせるとされる。

EV用リチウムイオン電池は、四角い形状やパウチに封入するタイプが主流。円筒形は小さな電池を多数搭載するため緻密に制御するのが難しく、大手ではテスラだけが採用している。

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