那須雪崩死亡、調停不成立 栃木、一部遺族は提訴へ

栃木県那須町で平成29年3月、登山講習中の県立大田原高の山岳部員ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、遺族らが県などに対し、事故の責任を認めて謝罪することなどを求めた調停は24日、宇都宮簡裁で不成立となった。遺族側の代理人弁護士らが明らかにした。一部遺族は宇都宮地裁に提訴することを検討している。

調停で遺族側は、講習会の責任者ら3人の教諭に重大な過失があったとして、県側が賠償金を支払い、3人に負担させることを提案したが、県側は「職務執行体制が悪かったので、3教諭だけのせいではない」などとして応じなかった。

雪崩事故は平成29年3月27日、那須町の国有林で、県高体連登山専門部の講習会に参加した高校山岳部の生徒・顧問ら計55人のうち40人超が雪崩に巻き込まれ、県立大田原高の生徒7人と教員1人が死亡した。

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