名指しのウクライナ元議員が英発表非難 政権転覆画策

ウクライナのムラエフ元最高会議議員=2018年11月(ロイター=共同)
ウクライナのムラエフ元最高会議議員=2018年11月(ロイター=共同)

ロシアがウクライナの政権を転覆させ親ロシア指導者の就任を画策しているとの英外務省発表について、最有力候補として名指しされたウクライナのムラエフ元最高会議議員は23日、ロイター通信の取材に「何の根拠もない、ばかげた話」と非難、法的措置も検討していると述べた。

ムラエフ氏は、自身がロシアの制裁下にあることを「英国は忘れていたか、勘違いした」とし、英情報機関の資質を疑うと述べた。

ムラエフ氏は「ウクライナに必要なのは平和であって、北大西洋条約機構(NATO)ではない」とし、NATO入りを追求するゼレンスキー政権とも、ロシアとの関係強化を訴える野党の立場とも一線を画し、ウクライナはスイスのような中立国であるべきだと主張した。

また、英外務省がムラエフ氏のほかにロシア情報機関と協力関係にあるとして名前を挙げた4人に含まれるウクライナのアザロフ元首相は23日、タス通信に「荒唐無稽なたわ言で、コメントする気になれない」と否定した。(共同)

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