自民党の河野太郎広報本部長は24日、富山市を訪れ、富山県の予算執行に無駄がないか外部識者が公開でチェックする県の「官民協働事業レビュー」に参加した。起業支援事業に関し「目的を見極めた方がいい」などとアドバイスし、行政改革担当相や党行革推進本部長を歴任した知見をアピールした。
事業は、起業家育成や支援のため県が平成17年に開始した「とやま起業未来塾」。河野氏は「高い企業価値を持つ『ユニコーン企業』の育成を目指すのか、県内に起業する文化をつくるのか、一度立ち止まって考えてもらいたい」と指摘した。
富山県は今年から事業レビューを試行的に始めた。河野氏は24日、党富山県連の広報関連会議にも出席した。