独海軍トップ、問題発言辞任 ウクライナ情勢で物議

ドイツ海軍トップのシェーンバッハ総監=2021年11月、東京・内幸町の日本記者クラブ
ドイツ海軍トップのシェーンバッハ総監=2021年11月、東京・内幸町の日本記者クラブ

ドイツメディアは23日までに、同国海軍トップのシェーンバッハ総監(海軍中将)がウクライナ情勢をめぐり問題発言をしたとして、引責辞任したと報じた。21日にインドで開かれたシンクタンクの会合で、ロシアがウクライナに侵攻しようとしているとの欧米諸国の考えは「ナンセンス」だと述べていた。

報道によると、シェーンバッハ氏は会合で「ロシアのプーチン大統領が本当に望むものは(自らに対する)敬意だ」と発言。ロシアが2014年、ウクライナから強制編入したクリミア半島についても「なくなってしまった。(ウクライナ側に)戻ることはないだろう」と語った。

ウクライナ側は発言を受け、ドイツに抗議した。シェーンバッハ氏は22日、発言は「明らかに間違いだった」と説明し、辞意を表明。ドイツ国防相が辞任を受け入れた。(共同)

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