黒岩氏が4選 群馬・草津町長選

任期満了に伴う群馬県の草津町長選は23日に投開票され、現職の黒岩信忠氏(74)が、新人で元町議の新井祥子氏(52)、元みどり市議の新人、海老根篤氏(74)=いずれも無所属=を破って4選を果たした。当日の有権者数は5239人(男2631人、女2608人)で、投票率は56・48%(前回55・86%)だった。

現職に新人2人が挑んだ選挙戦は、観光から教育、福祉面も含めた3期12年にわたる黒岩氏の実績と町政運営に対する評価、さらに今後の温泉街整備の方向性などが争点となった。

黒岩氏は、これまでの温泉街整備を核とした観光や財政の安定化、福祉・教育の充実などの実績を強調。さらに国道292号の立体交差や温泉門整備を自身の町政の集大成として「町と町民のために仕事を全うする」と訴えて安定した選挙戦を展開、2人の新人候補を寄せ付けなかった。

新井氏は、子育て支援のほか、障害者も訪れやすい町の整備など箱ものに頼らない観光政策を提唱。「町民に寄り添った政治を目指す」と訴えたが、届かず。海老根氏も、町長に意見を訴える目安箱の設置や格差是正などを掲げ、「町民の意見を取り入れた町政」を訴えたが、伸び悩んだ。

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