「コロナが“嘘”になって 平和に…」 東京・亀戸天神社「鷽替神事」

幸せを願い、売られている木彫りの鷽(うそ)の置物 =23日午後、東京都江東区の亀戸天神社(鴨志田拓海撮影)
幸せを願い、売られている木彫りの鷽(うそ)の置物 =23日午後、東京都江東区の亀戸天神社(鴨志田拓海撮影)

亀戸天神社(東京都江東区)で23日、新春恒例の「鷽替(うそかえ)神事」が始まった。寒空の下、訪れた人々は今年1年の幸せを祈り、木彫りの鷽を買い求めた。

小型の鳥、鷽をかたどった木彫りは、悪い出来事を「噓」にして吉事に取り替え、1年間の開運を招くという意味が込められている。大きさは20センチほどから小さな懐中用と幅広く、手作りのため一つ一つ表情が異なる。

千葉県船橋市から訪れた女性(56)は「コロナウイルスなどが噓になって、平和に過ごせる年になってほしい」と話した。神事は25日まで行われる。

幸せを願い、売られている木彫りの鷽(うそ)の置物 =23日午後、東京都江東区の亀戸天神社(鴨志田拓海撮影)
幸せを願い、売られている木彫りの鷽(うそ)の置物 =23日午後、東京都江東区の亀戸天神社(鴨志田拓海撮影)

会員限定記事会員サービス詳細