トランプ氏の選挙妨害で大陪審 米検察、地裁に招集請求

トランプ前米大統領(AP=共同)
トランプ前米大統領(AP=共同)

米南部ジョージア州の検察当局は20日、トランプ前大統領が前回大統領選結果を覆すために自身の票を「見つけろ」と電話で州当局を脅したとされる選挙妨害の疑いなどで、捜査協力を命じる権限を持つ特別大陪審の招集を地裁に請求した。トランプ氏は声明で「電話の内容は(過ちはなく)完璧だった。政治的魔女狩りをやめろ」と訴えた。

AP通信によると、検察官は最近のインタビューで2020年11月の大統領選を巡る捜査の対象に言及。ジョージア州のラフェンスパーガー州務長官に対し、トランプ氏が21年1月にかけた電話や、トランプ氏に近いグラム上院議員がかけた20年11月の電話などが含まれると語った。グラム氏は郵便投票の一部廃棄を示唆したとされる。

検察当局は地裁に「州選管当局が選挙妨害を受けた可能性を示す情報を得た」と説明。「多数の証人が召喚状なしの捜査協力を拒否した」ため、特別大陪審の招集を請求したという。特別大陪審は召喚状を出す権限があり、通常の大陪審より長期の捜査が可能となる。(共同)

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