新年早々、目を引くニュースがあった。欧州連合(EU)が脱炭素社会の実現に向けて、原子力発電を「持続可能な経済活動」として活用する方針を示したというのである。原発回帰にかじを切った欧州に比べ、原発活用をめぐり真正面からの議論を避け続ける日本。本当にこのままでいいのか。
地元同意はヤマ場
昨年12月、松江市にある中国電力島根原発を取材した。同原発をめぐっては、昨年9月に2号機が原子力規制委員会の安全審査に合格し、立地自治体である松江市議会は早期の再稼働を容認する陳情を先月採択した。
新年早々、目を引くニュースがあった。欧州連合(EU)が脱炭素社会の実現に向けて、原子力発電を「持続可能な経済活動」として活用する方針を示したというのである。原発回帰にかじを切った欧州に比べ、原発活用をめぐり真正面からの議論を避け続ける日本。本当にこのままでいいのか。
昨年12月、松江市にある中国電力島根原発を取材した。同原発をめぐっては、昨年9月に2号機が原子力規制委員会の安全審査に合格し、立地自治体である松江市議会は早期の再稼働を容認する陳情を先月採択した。