メルケル氏、国連職を固辞 グテレス事務総長が要請

ドイツのメルケル前首相(ロイター=共同)
ドイツのメルケル前首相(ロイター=共同)

ドイツメディアは19日、同国のメルケル前首相(67)が国連のグテレス事務総長から国連諮問会議の議長職就任を要請されたが、固辞したと報じた。メルケル氏はドイツ首相を16年務めた後、昨年12月に政界を引退した。最近の日常の動静は伝えられていないが、側近の女性と2~3年かけて自伝を書く計画があるという。

報道によると、メルケル氏はワクチンやオゾン層問題などを扱う諮問会議の議長職を提示されたが、グテレス氏に先週電話をかけ、謝意を表明した上で引き受ける用意がないと伝えた。

メルケル氏は2005年、ドイツ初の女性首相に就任。15年の難民危機など世界的な課題に対応し「欧州の顔」として知られた。

自伝については昨年12月、地元メディアが報じた。メルケル氏は事務所代表を務めてきた側近と2人で執筆し、難民危機など自身が関与した政治的決断をテーマにするという。(共同)

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