コロナ飲み薬の治験データ提出開始 塩野義製薬

塩野義製薬の治験薬
塩野義製薬の治験薬

塩野義製薬は20日、新型コロナウイルスの治療薬として開発中の飲み薬について、薬事審査を担う独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に臨床試験(治験)データの提出を始めたと発表した。通常はデータが全てそろった段階で提出するが、PMDAはコロナ関連の医薬品については優先審査するとの通達を出していた。

最終段階の治験は昨年9月に開始。早期にデータを提出することで、速やかな承認につながる可能性がある。今後提出するデータには、抗ウイルス効果が確認できたとの内容も含まれるという。

塩野義の治療薬は軽症者向けで、飲み薬は承認後に速やかに供給できるよう、昨年12月から国内で商用生産を始めている。広報担当者は「パンデミック(世界的大流行)の早期収束による社会の安心・安全の回復に貢献するため、治療薬の開発に引き続き注力する」としている。

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