仏シャンパン売上高最高に コロナ下も21年出荷急回復

フランス・エペルネー近郊でブドウを収穫する作業員=2019年9月(ロイター=共同)
フランス・エペルネー近郊でブドウを収穫する作業員=2019年9月(ロイター=共同)

フランスのシャンパン生産者らでつくるシャンパーニュ委員会は19日、2021年の出荷量が前年比32%増の約3億2200万本に急回復したと発表した。新型コロナウイルス流行前の19年の水準と比べても8・2%増。売上高は暫定値で過去最高の55億ユーロ(約7100億円)超となった。

20年の出荷量はコロナの影響で前年比18%減だった。21年も感染対策の規制により観光やイベントはそれほど回復していなかったことから、委員会は、困難な状況下でも生活を楽しもうと自宅などで消費する機会が増えたとの見方を示した。

委員会のマキシム・トゥバール共同会長は「この急回復はうれしい驚きだ」と歓迎した。

21年の出荷のうち、輸出は約1億8千万本で、これも最高記録。約1億4200万本となったフランス国内への出荷は19年の水準に戻った。売上高の伸びは輸出や高級品への需要が増加したためという。(共同)

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