「馬い」ウイスキー 浦和競馬がベンチャーとコラボ

埼玉県浦和競馬組合とベンチャーウイスキーが共同開発した「浦和競馬オリジナルイチローズモルト」=20日午前、さいたま市南区の浦和競馬場(深津響撮影)
埼玉県浦和競馬組合とベンチャーウイスキーが共同開発した「浦和競馬オリジナルイチローズモルト」=20日午前、さいたま市南区の浦和競馬場(深津響撮影)

浦和競馬場(さいたま市南区)を管理する埼玉県浦和競馬組合がオリジナルのウイスキーを作り、競馬場を訪れた人向けに販売を始めた。ウイスキー小規模蒸留所の草分けで、「イチローズモルト」が世界的に評価されているベンチャーウイスキー(埼玉県秩父市)と共同開発した。

バーボンウイスキーの産地である米ケンタッキー州にウイスキーを飲みながら競馬を楽しむ文化があることに着目し、組合が昨年7月に共同開発を打診した。

商品名は「浦和競馬オリジナルイチローズモルト」。ケンタッキー州産のバーボン樽(だる)を使って熟成させており、組合の担当者は「梅を思わせる甘さと酸味、フルーティーな味わいを楽しむことができる」と話す。ラベルには浦和競馬場でのレースの写真が掲載されている。

価格は1本(700ミリリットル入り)1万8420円で、年10回の重賞レースの開催日に購入希望者を募り、1回につき5本を抽選で販売する。19日の重賞レースの際は283人が応募した。

オリジナルウイスキーの開発は、埼玉県内の企業と協力して新商品を作る「埼玉!馬(うま)いものコラボ企画」の一環として取り組んだ。組合の担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大で世間のムードは沈みがちだが、明るい話題を提供したい」と期待を込めた。(深津響)

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