ライチョウ繁殖へ雄交換 栃木と長野の動物園

那須どうぶつ王国で、雌(手前2羽)と暮らす交換されたニホンライチョウの雄=19日午後、栃木県那須町(同園提供)
那須どうぶつ王国で、雌(手前2羽)と暮らす交換されたニホンライチョウの雄=19日午後、栃木県那須町(同園提供)

栃木県の「那須どうぶつ王国」にいる国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの雄2羽が19日、長野市の「茶臼山動物園」の雄1羽と交換された。いずれも長野県の中央アルプス駒ケ岳から他のヒナと一緒に移送され育てられていたが、成長して雌と繁殖するため交換されることになった。

午後1時15分ごろ、長野市からの長旅を終えた1羽が那須どうぶつ王国に車で到着。雌2羽と同居を始め、担当者は「慣れない土地でも元気で落ち着いている」と話した。

交換され、那須どうぶつ王国に到着したニホンライチョウの雄=19日午後、栃木県那須町(同園提供)
交換され、那須どうぶつ王国に到着したニホンライチョウの雄=19日午後、栃木県那須町(同園提供)

環境省信越自然環境事務所によると、それぞれの動物園で育てられているライチョウは、繁殖の後、最終的には家族単位で中央アルプスに戻して野生復帰を目指す予定。小林篤生息地保護連携専門官は「繁殖と野生復帰の成功に向けて今後も各動物園と協力していきたい」と話した。

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