全日本スキー連盟は19日、北京冬季五輪代表選手46人を新たに発表し、ともに過去2大会連続で銀メダルを獲得したスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(TOKIOインカラミ)とノルディック複合男子の渡部暁斗(北野建設)の他、フリースタイルスキー男子モーグルで今季ワールドカップ(W杯)3勝の堀島行真(トヨタ自動車)らを選出した。
昨夏にスケートボードで東京五輪に出場した平野歩は今季W杯で初の種目別優勝を遂げ、金メダル最有力候補として北京に乗り込む。
スノーボード女子パラレル大回転で38歳の竹内智香(広島ガス)は日本女子最多の6大会連続五輪出場となる。同女子スロープスタイル、ビッグエアの村瀬心椛(ムラサキスポーツ)、女子モーグルの川村あんり(東京・日体大桜華高)ら台頭著しい10代選手にも金メダルが期待される。
8日に発表した小林陵侑(土屋ホーム)らジャンプの男女9人を含め代表は計55人となり、39人だった2014年ソチ大会や47人の前回平昌大会を大きく上回った。