佐渡金山の世界遺産候補 韓国に日本側の立場申し入れ

記者会見する松野官房長官=18日午前、首相官邸
記者会見する松野官房長官=18日午前、首相官邸

松野博一官房長官は18日の記者会見で、文化審議会が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産の推薦候補に選んだ「佐渡島の金山」に関し、韓国が歴史問題などを背景に撤回を求めていることについて、「旧朝鮮半島出身労働者問題に関する日本の一貫した立場に基づき、しかるべく、韓国側に申し入れを実施している」と述べた。

日本政府はこれまで、政府としての推薦は明言しておらず、早期推薦を求める声があるが、松野氏は「登録を実現する上で何が最も効果的かという観点から、政府内で総合的な検討を行っている」とした。

登録では昨年12月、文化審議会がユネスコへの推薦候補に佐渡金山を選定した際に「選定は推薦決定ではない。政府内で総合的な検討を行う」と異例の注釈がついた。一方、韓国側は朝鮮半島出身者がかつて強制労働させられたなどと主張し、推薦の撤回を求めている。

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