静岡でも相次ぐ学年・学級閉鎖 家庭内感染一因か

静岡県庁=静岡市葵区
静岡県庁=静岡市葵区

感染力の強い新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」による感染拡大は、静岡県内の教育現場を直撃している。7日以降、ワクチン未接種世代(12歳未満)を含めた子供の感染が急増し、浜松市や御殿場市など各地の小学校で学年・学級閉鎖が相次いでおり、18日には熱海市の小学校も学年閉鎖に追い込まれた。

浜松市は複数の小学校で合わせて1学年、6学級(うち3学級は19日から)が閉鎖。遅くとも21日までに解除される予定だ。

御殿場市では小学校1校が19日まで休校で、うち1つの学年は23日まで閉鎖する措置を講じた。別の小学校も23日まで1つの学級を閉鎖とした。袋井市や富士宮市も小学校の各1つの学級を閉鎖している。

学校側は閉鎖中、児童に配布しているタブレット端末で学習対応するなどしている。

静岡県によると、12歳未満のワクチン未接種の児童の感染急増は、保護者や兄弟がいるなど家庭内感染が一因とみられる。7~13日の県内の感染者(1054人)を年代別割合=グラフ=でみると、10代は18%(190人)と、最多の20代の30%(321人)に次いで多い。保護者世代の40代以下を含めると全体の85%に達し、家庭内感染の拡大を裏付けているといえる。

袋井市教育委員会は感染拡大について、帰省や大人数の会食など「正月ムードが続いている」と指摘。その上で「家庭内の感染防止策が緩んでいると受け止められる感染例が目立つ」といい、家庭内でも防止策を徹底するよう注意を促す方針だ。

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