灰色の街、消えた建物 衛星写真で比較するトンガの被災前と後

噴火後の南太平洋の島国トンガを捉えた衛星写真が17日、国連衛星センター(UNOSAT)や欧州宇宙機関(ESA)によって公開された。現地からの情報が乏しい中、津波や降灰の被害状況が明らかになった。津波により消失したリゾートホテルも見つかった。

※衛星画像中央の白丸を左右にスライドすると比較できる。

色彩を失った首都ヌクアロファ

トンガの首都ヌクアロファは、火山灰によって街全体が黒く染まった。被災前の衛星画像では建物の赤やオレンジの屋根が確認できたが、それらは灰で覆われている。


家屋が流された集落

首都ヌクアロファから北東に65キロ離れたノムカ島は、海沿いの家屋が津波により流失した。海岸線が大きくえぐられるなど深刻な津波被害の様子が伝わってくる。

瓦礫に覆われた住宅街

首都ヌクアロファから北東に170キロ離れたハアパイ諸島のリフカ島では、沿岸の道路が津波により瓦礫で覆われている。津波は150メートルほど内陸まで押し寄せた事が道路の様子からわかる。

ヴィラが消失したリゾートホテル

首都ヌクアロファの7キロ北に浮かぶファファ島は、西側から中央まで津波が押し寄せた。島の西側ある4つ星のファファアイランドリゾートは、津波により北西端のレストランと13あるヴィラの多くが流失したとみられる。

津波の被害を受けたファファアイランドリゾートの施設マップ=公式サイトから
津波の被害を受けたファファアイランドリゾートの施設マップ=公式サイトから
ファファアイランドリゾート=公式サイトから
ファファアイランドリゾート=公式サイトから
ファファアイランドリゾート=公式サイトから
ファファアイランドリゾート=公式サイトから

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