鈴木俊一金融担当相は18日の閣議後会見で、木原誠二官房副長官の実兄で、みずほフィナンシャルグループ(FG)の木原正裕執行役がみずほFGの次期社長となることへの影響について「(金融庁の)監督行政に影響はない」と強調した。
鈴木氏は「法令にのっとり、必要な対応を講じていくことに躊躇(ちゅうちょ)しない」とも述べた。
また、17日にみずほ側から金融庁に提出された、昨年2~9月に発生したシステム障害に対する業務改善計画については「真摯(しんし)に取り組み、課題を抜本的に解決する結果を示していただきたい」と注文をつけた。