儒学者・元田永孚の慰霊顕彰祭 22日に熊本で開催

明治天皇の側近として厚い信頼を受けた熊本県出身の儒学者、元田永孚(ながざね)の命日にあたる22日、熊本県護国神社(熊本市中央区)で慰霊顕彰祭が開かれる。「肥後の偉人顕彰会」(永田誠会長)が主催する。

元田は、熊本藩の上級藩士の家に生まれ、同郷の儒学者、横井小楠の薫陶を受けた。明治4年に熊本藩知事となった細川護久の政治顧問として上京。細川を通じ「廃藩置県」構想を政府の実力者、大久保利通に献策したことなどで注目を集め、明治天皇に儒学の授業をする「侍講」に推挙された。

明治天皇が急進的な西洋式教育に警鐘を鳴らした「教学聖旨」を起草したほか、大日本帝国憲法の草案づくりを担った井上毅の手による「教育勅語」にも推敲役として参画するなど、明治期の教育理念確立に足跡を残した。

慰霊顕彰祭は同日午前11時から。会費は2千円。問い合わせ、申し込みは永田会長(090・3675・8127)。

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