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正論

文政権の失敗から学ぶべき教訓 龍谷大学教授・李相哲

李相哲
李相哲

韓国の文在寅大統領の任期は後3カ月余りしか残されていない。大統領就任の辞で文氏は「一度も経験したことのない国をつくる」と豪語したが、逆の意味で民主主義国家として見たこともない在り方を見せつけてきた。

金正恩氏のご機嫌取り

就任早々に慰安婦問題は「合意では解決できないことを改めて明確にする」(2017年12月)といとも簡単に国家間の約束を反故(ほご)にし、「二度と日本には負けない」(19年8月)と対抗意識を剝(む)き出しにし、率先して反日を煽(あお)り、「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄する」(19年)と脅した。山積する問題を放って、なお北朝鮮の金正恩総書記の機嫌取りに夢中だ。

北朝鮮が極超音速と称するミサイルを発射した今月5日、文氏は国家安全保障会議(NSC)をすっぽかして南北鉄道連結工事着工式に出席、「それでも対話の糸を離してはならない」と強調した。国内では新型コロナ禍が深刻さを増す中で、「朝鮮戦争終戦宣言」にエネルギーを傾注している。

このような努力も空(むな)しく北朝鮮はその間、核弾頭を増やし各種戦略兵器の開発に拍車をかけた。文氏を「怯(おび)える犬」「特等バカ」と罵(ののし)ってもいる。残りわずかの文氏在任中に、金氏が好戦的態度を改め、非核化に踏み切るとは思えない。文氏の対北朝鮮政策は完全に失敗したと言ってよい。ここから、一つの教訓を学ぶべきではないか。金正恩政権に善意は通用しない、ということだ。

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