新春インタビュー

柴戸隆成・ふくおかFG社長「新事業、スピード感を」

インタビューに答えるふくおかフィナンシャルグループの柴戸隆成社長
インタビューに答えるふくおかフィナンシャルグループの柴戸隆成社長

昨年は新型コロナウイルスに始まり、オミクロン株の出現で新型コロナで終わるような1年だった。影響を受けた業種は比較的限定されていて、製造業などはこうした中でもかなり伸びている。

金融機関にとってもコロナ対応の融資がかなり増えたことなどで、全体的には堅調に推移した。これまで経営環境はアゲンスト(逆風)だったが、昨年は風が止んで凪(なぎ)のような状態だった。

ただ、一旦アゲンストが収まったというだけで、基調として厳しさは全く変わっていない。経営効率の向上など課題はかえって大きくなったと思っている。

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新型コロナによって環境変化が早まった。われわれも変わろうとしているが、環境変化よりも早く変わらないと、変化がチャンスにならない。引き続き経営効率の向上や新しいビジネスの立ち上げなどに取り組むが、スピード感をどう上げていくかがポイントだ。

経営効率の向上では、次の中期経営計画でOHR(経費率)を60%まで下げることを目標にしたい。現中計でも業務改革ということでタブレットの導入などいろいろやってきたが、テクノロジーを活用してさらに進めていく。終わりはない。

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