公明党の山口那津男代表は17日、夏の参院選での自民党との相互推薦について「自民党の状況が遅れているのは残念だが、わが党がそうしたことを踏まえて、自分自身が取り組みをしっかりやっていくことが今、最も重要なことだ」と述べた。国会内で記者団に語った。
山口氏は15日の党地方組織幹部との会合で、相互推薦の調整が難航していると説明し、参院選での自民候補への選挙協力の見送りを検討していることを明らかにしていた。
山口氏は17日、記者団に対し、相互推薦について「早くから呼びかけをしていたが、なかなか(自民の)準備が整わない状況もあるようだ」と説明。「自民党の事情は事情として、公明党としてやらなければならないことをしっかりやっていくのが当面の対応だ」と述べた。