「千年に1度」の大噴火か トンガ沖火山

衛星が捉えたトンガ沖の火山噴火の様子=15日(CIRA/NOAA提供・ロイター=共同)
衛星が捉えたトンガ沖の火山噴火の様子=15日(CIRA/NOAA提供・ロイター=共同)

日本など太平洋沿岸諸国に津波を及ぼした南太平洋・トンガ沖の海底火山噴火について、オークランド大(ニュージーランド)のシェーン・クローニン教授(火山学)が16日取材に応じ、この火山は過去にもほぼ千年置きに巨大噴火を起こしており、噴煙の半径260キロ、高さは20キロに及んだ今回もこれに匹敵する規模との見方を示した。

15日に大噴火し、津波を起こした火山は「フンガ・トンガ―フンガ・ハアパイ」と呼ばれる。周囲の島に残された火山灰などをクローニン教授らが調査し、西暦200年ごろと同1100年ごろに巨大噴火があったと推定している。

気象衛星ひまわり8号が捉えた、南太平洋・トンガ沖の海底火山の大規模噴火の様子=日本時間15日午後1時(左上)から午後2時10分(右下)まで10分おきの画像(情報通信研究機構提供)
気象衛星ひまわり8号が捉えた、南太平洋・トンガ沖の海底火山の大規模噴火の様子=日本時間15日午後1時(左上)から午後2時10分(右下)まで10分おきの画像(情報通信研究機構提供)

クローニン教授は「今回は2度の巨大噴火と同規模ではないか。ただ、過去のほうが火山灰など降下物の量は多そうで、活動が長く続いた可能性がある」と指摘。今後も活動が続く可能性が否定できないとしている。(共同)

15日、米カリフォルニア州で、津波の影響で浸水した駐車場(AP=共同)
15日、米カリフォルニア州で、津波の影響で浸水した駐車場(AP=共同)
16日、ニュージーランド北部で、津波で被害を受けた船を確認する人(NZME提供・AP=共同)
16日、ニュージーランド北部で、津波で被害を受けた船を確認する人(NZME提供・AP=共同)
トンガ沖の海底火山噴火を観察する地質学者ら。トンガ政府地質担当局が14日、フェイスブックに投稿した。撮影年月日などは不明(共同)
トンガ沖の海底火山噴火を観察する地質学者ら。トンガ政府地質担当局が14日、フェイスブックに投稿した。撮影年月日などは不明(共同)
気象衛星ひまわりが捉えたトンガ沖の海底火山噴火(右端)の様子。左はオーストラリア大陸=15日(情報通信研究機構提供)
気象衛星ひまわりが捉えたトンガ沖の海底火山噴火(右端)の様子。左はオーストラリア大陸=15日(情報通信研究機構提供)

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