ヘンリー王子、英滞在中の警察の警護要求 「私費で払うから」

ヘンリー英王子=2020年1月、ロンドンのバッキンガム宮殿(AP)
ヘンリー英王子=2020年1月、ロンドンのバッキンガム宮殿(AP)

【ロンドン=板東和正】英王室の公務引退後に家族と米国カリフォルニア州に移住したヘンリー王子が、英国に滞在する際に英警察による警護が認められるよう英裁判所に訴えている。警護費用を「私費で払う」と提案したものの、英政府に拒まれたためという。英BBC放送などが16日報じた。

BBCなどによると、王子側は、引退後も英国滞在中の安全上のリスクは変わらないと主張。警察の警護を求めてきたが英政府に拒まれ、王子側が異議を申し立てるための法的手続きを昨年9月に始めた。

王子らは近年、ネオナチや過激主義者らによる脅迫にさらされているという。「英警察による警護がなければ帰国できない」と訴えている。米国では民間の警護チームを雇っているが、チームを英国に同行させても、法律上の権限などが制限され、米国と同じようには警護できないという。

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