鹿児島・奄美、深夜の避難 高台向かう車渋滞、混乱も

気象庁の津波警報・注意報の発令を受け、緊急速報が表示されたスマートフォンの画面=16日午前0時52分
気象庁の津波警報・注意報の発令を受け、緊急速報が表示されたスマートフォンの画面=16日午前0時52分

鹿児島県・奄美大島では15日深夜、1・2メートルの津波を観測した。奄美市は全ての住民に高台に避難するよう呼び掛け、車の渋滞が発生するなど混乱。男性は「こんなことは初めてだ」と不安げに語った。奄美大島では一時、約千人が避難所に身を寄せた。

奄美市に津波が到達したのは午後11時55分。60代男性によると、翌16日午前0時15分、津波警報とともに自身の携帯電話のアラームが鳴った。

市は防災行政無線で避難を呼び掛け。就寝中だった男性は服を着替え、妻、娘と一緒に車で山の中腹にある団地に向かったが、道路は既に渋滞。男性は別の高台を目指した。自身を含めた住民の素早い避難に「東日本大震災の教訓が生きているのではないか」と話した。

奄美大島にある大和村と瀬戸内町は、計21カ所に避難所を設置。大和村では約960人、瀬戸内町には約50人が避難してきたが、16日午前に全員が帰宅したという。

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