大学入学共通テスト 2日目の理科・数学、難化目立つ

大学入学共通テストの「地理歴史、公民」の試験前に着席する受験者=15日午前、東京都文京区の東京大学(桐山弘太撮影)
大学入学共通テストの「地理歴史、公民」の試験前に着席する受験者=15日午前、東京都文京区の東京大学(桐山弘太撮影)

大学入学共通テスト2日目の16日に行われた理科と数学は、思考力などを問う入試改革の趣旨に沿った出題も多く、各予備校の分析では1日目と同様に一部の科目で難化が目立った。

河合塾によると、理科の基礎科目は生物が「難化」。平易な知識問題がほとんどなく、与えられた図表に基づいて正解を導き出す問題が多かった。物理は「やや難化」、地学と化学は「昨年並み」だった。

物理基礎の第3問は、スプーンの材質を判別するため、熱、力学、電気の各分野についての実験をめぐる設問だったが、「1つの大問で3つの分野が含まれるのは初めて」(河合塾)となる新傾向の問題だった。

数学I・Aは昨年よりも必要となる計算量が増え、多くの処理が求められる内容に。代々木ゼミナールは「やや難化した。時間内に完答するには処理力と数学的な思考力が高いレベルで要求される」と指摘した。確率や整数の性質などのテーマから出題された第3問以降は「2次試験のような内容」だった。昨年平均点が高かった数学Ⅱ・Bも「全体的に幅広い知識の活用が求められ、やや難化した」(ベネッセコーポレーション・駿台予備学校)。

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