裁判所前で「解放」連呼 ジョコ選手、闘いに幕

16日、オーストラリアのメルボルンで、ジョコビッチ選手に対する裁判所の決定に耳を傾ける支持者ら(AP)
16日、オーストラリアのメルボルンで、ジョコビッチ選手に対する裁判所の決定に耳を傾ける支持者ら(AP)

テニスのノバク・ジョコビッチ選手が全豪オープン出場を懸け10日以上続けたオーストラリア政府との闘いは、敗北の幕切れとなった。選手の支持者は16日の裁判の審理が行われている間、メルボルンにある連邦裁判所の建物の前で、出身地セルビアの旗を掲げ「ノバクを解放せよ」と連呼した。

ただ、新型コロナウイルスの感染歴があるとして、ワクチンの接種免除を主張するジョコビッチ選手に向けるオーストラリア国民の視線は冷ややかだ。

16日付サンデー・エイジ紙が伝えた世論調査は、国民の7割以上が同選手の全豪出場に「反対」だった。

ジョコビッチ選手が収容されていた隔離施設の近くに住むレイ・クラークさん(68)は「オーストラリアにいるのだから、政府に従うのは当然だ。強制送還? 自分でお金を払って帰国してほしいね」と話した。(共同)

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