新型コロナ 米の子供新規入院率が過去最高

10日、米ニューヨークで、新型コロナウイルスの感染防止対策を求める教諭(ゲッティ=共同)
10日、米ニューヨークで、新型コロナウイルスの感染防止対策を求める教諭(ゲッティ=共同)

【ニューヨーク=平田雄介】米疾病対策センター(CDC)は14日、新型コロナウイルスに感染した子供の新規入院率が過去最高になったと発表した。米国でワクチン接種が始まっていない4歳以下の新規入院率が特に高かった。日本の接種対象は12歳以上。接種年齢に達していない子供を守るため、CDCは親や保護者ら周囲の人がマスクを着用し、ワクチンの接種や追加接種(ブースター)を受けることを推奨した。

発表によると、昨年12月25日までの1週間の4歳以下の子供の新規入院率は10万人あたり4・5人。5~11歳は1・1人で12~17歳は2・6人。いずれも、18歳以上の18・6人を下回った。4歳以下の新規入院率は約1カ月前の1・9人から急増したが、CDCは「大人と比べて子供は軽症の傾向がある」との見解を維持している。

CDCは新変異株オミクロン株の影響に関し「他の変異種よりも子供で重症化することはないようだ」としたうえで、新規感染者が急増しているため子供の新規入院率の上昇は「今後数週間続く」と予想した。

CDCのワレンスキー所長は会見で「接種を済ませた人間で周囲を固め、幼い子供を守ることが極めて重要だ」と呼びかけた。