米議会がウイグル学者の解放要求 拘束から8年

米議会の「中国に関する議会・政府委員会」は14日、中国のウイグル族学者イリハム・トフティ氏=国家分裂罪で服役中=の拘束から15日で8年となるのを受けて声明を発表し、2月の北京冬季五輪開幕前に同氏を解放するよう要求した。「解放すれば五輪精神にのっとった善意を示すことになる」と対応を促した。

ウイグル族の権利擁護を積極的に訴えてきたトフティ氏は、2014年に無期懲役が確定。ノーベル平和賞候補にも挙げられている。

同委は声明でトフティ氏が「新疆(しんきょう)ウイグル自治区で少数民族が直面する不平等を指摘し、民族間の対話を呼び掛けただけで投獄された」と批判。これが「第2次大戦後最大の少数民族に対する強制収容の序章だった」と非難し、同自治区で続ける「ジェノサイド(民族大量虐殺)」をやめるよう求めた。(共同)