日本の国税庁は15日、中国上海市の日系総合スーパー、アピタで沖縄県産の泡盛をPRするイベントを始めた。試飲や販売用に約20の酒蔵が手掛けた約40銘柄を用意。日本酒や焼酎に比べて低い泡盛の認知度向上に向けアピールした。23日まで。
約40平方メートルのブースに、日本から輸入した泡盛を並べた。試飲した客には沖縄国税事務所が作った冊子「泡盛愉しみ方ガイド」の中国語版を配布。インターネット上で映像を配信しながら商品を売る「ライブコマース」も行った。
初めて泡盛を飲んだという女性(27)は「祖父が飲んでいる白酒(中国の蒸留酒)のような味がしたが、それよりも少し強烈だった」と笑い、興味津々な様子だった。(共同)