カザフ、エネルギー副大臣を拘束 デモの責任追及か

5日、カザフスタンのアルマトイで、デモ参加者らに火を付けられた車(ゲッティ=共同)
5日、カザフスタンのアルマトイで、デモ参加者らに火を付けられた車(ゲッティ=共同)

カザフスタン当局は15日、西部マンギスタウ州の石油ガス価格を不当に釣り上げたとして、エネルギー省のカラガエフ副大臣を拘束したと発表した。カザフ政府は同日、同氏の解任を発表した。燃料価格引き上げに端を発した抗議デモの責任を取らせる狙いとみられる。

デモは燃料価格が約2倍に引き上げられたことに反発し、マンギスタウ州の都市などで今月2日に始まった。最大都市アルマトイなどで激しい暴動となり、政府は武力鎮圧に踏み切った。治安機関の要人を解任するなど、混乱の早期収束を図っている。

ロシア国防省は15日、カザフに派遣されていた集団安全保障条約機構(CSTO)のロシア軍部隊が同日、同国西部イワノボの飛行場に到着したと発表した。ロシア主導のCSTOは計約2000人を現地に派遣、19日までに撤退を完了させる見通し。(共同)